エジプトBC4000年へタイムトラベル

サッカラ旅行記

遊悠人さんの旅行記

テーマ:世界遺産・遺跡・秘境

旅行記タイトル:エジプトBC4000年へタイムトラベル

旅行期間:2000/08/23〜2000/08/31

旅行記の内容:BC4000年エジプトへ   
 8/23-30の8日間の旅(私の印象) 遊裕人 2000.9/03

 MS(エジプト航空)にて出発 これ南周りなためやたら遠いこと-マニラ/バンコック経由の
ためなんと20時間
 たしかヨーロッパの各都市へは12?14時間じゃなかったっけ。

でも考えてみるとダイレクト便
はないわけで、ヨーロッパ経由でも、結局時間的にあまり変らず、つまりはエジプト5000年の
文明に出会うにはこの時間を耐えるしかないわけである。

 おまけにこのモスリム航空は酒が出ないのだ。
ただただ救いは、隣がかわいらしい
マニラ大学への女子留学生だったし、マニラからはイスラエルにメードとして2年間働きに
行くマニラ女性だったこと。

  2日目:さてギザの三大ピラミッドとスフィンクス - これが意外と小さい。
万里の長城
を見たあとだと、とても大きさでは比較にならない。
しかし美しい。
なんと美しく雄雄しい傾斜角
なのだろう。
北斎の赤富士を想わせる。
メンカフラー王の玄室に入る。

 しかし暑い。
36度はあるだろうか。
1本2ポンド(約60円)のミネラルウオーターがあっという間に
空になっていく。

 あまり暑いのでサッカラは後回しにし、エジプト考古学博物館へ。
ここにあったであの
ツタンカーメンの黄金のマスク。

  翌日はなんと3時起床で6時の便に乗ったはずのルクソール直行便が、どういうわけか
シナイ半島に飛んでいき、ここに降りてしまったではないか。
すわ、パレスチナ人に乗っ取られた
かと思ったが、どうも乗客人員が少なかったので2都市を1便で済ましたということらしい。

すごい国である。

 なんせエジプト航空しか飛んでないのである。
文句なぞいえる立場にないのです。

  ルクソール:古王国のピラミッドからその墳墓はここナイル中流「王家の谷」へ。
ツタンカーメンの墓
であまりにも有名になった所。
そしてハトシェプスト女王葬祭殿?数年前テロで旅行者が殺されている。

 それにしても暑い。
木がない。
草がない。
国土のたった4%のナイル流域を離れるともうそこは
砂漠でしかないのである。

 
  カルナック神殿とルクソール神殿。
岩壁に穴をあけただけの墳墓だけでは物足りないだろうか。

神殿を創り、ピラミッドの代わりにオベリスクを建てる。
壁や柱は主に大理石や砂岩で、像は
上流のアスワンから洪水を利用して運んできた花崗岩。
とくにカルナック神殿は、そのスケールの
大きさといい、デザインといい、ギリシャやローマの遺跡と比べてもはるかに圧倒される迫力である。

  昼食は名物ハト料理。
味はまあまあか。
ただここエジプトは食事はあまりみるもの(食べるもの)
がない。
印象に残った料理は後にも先にもこれだけである。

  4日目 アスワン経由でアブシンベルへ
 今日もフライト時間は変更に次ぐ変更である。
乗り換えの時間を利用してアスワンハイダムへ
 建造時アメリカとトラブルがあり、旧ソ連が資金と技術を援助して完成したということ。

 その人造湖?ナセル湖の大きさは琵琶湖の8倍、7年分のエジプトの需要をまかなう。
その1/3は
スーダンの水利権とか。
機上から見るナセル湖の周囲にはやはりなにもない。
ひたすら砂漠だけ
である。

  アブシンベル神殿:アスワンハイダムに水没するところを救ったのはユネスコである。
余裕があれば
少しはユネスコに寄付をして欲しい。
なんとこの大神殿を丸ごとナセル湖畔まで移築した。
4体の岸壁
に彫り込まれた坐像はすべてラムセス2世の時代毎の姿である。

 今日はこれだけを見にわざわざ炎天下を飛んできたのである。

夕アスワンに戻る。
カタラクト
ホテルから眺めるナイルの流れはすばらしい。
壮大な流れるオアシスというところ。
プールでひと
泳ぎした後、ファルーカ(帆掛け舟)で街のバザールへ。
ここは香辛料やお茶がお薦めらしい。
種類も量もかなりある。

   
  ヒエログリフを刺繍したTシャツを1枚7USドルで買う。
なんとこれが食わせ物だった。

色は落ちるし、洗えば破れる。
しかしなんとなく気に入ってしまったから不思議なもの。
さすが
エジプト5000年の歴史。

 珍しくbeerの瓶を見つけたのでさっそく飲んでみる。
がまたしてもやられた。
このまずい味-
ノンアルコールだった。

 そうだった。
ここは回教国でアルコールなぞ街中にあるわけがないのである。

  しかしバザールはいつ来てもワクワクする。

ダマされるのもまたおもしろい。
なーにバクシーシとおもえばいい。

  5日目 イシス神殿と未完のオベリスクのある石切場をみて午後のフライトでカイロへ
 この頃になると神殿の壁絵はパターンがわかってくる。
要は王が神になる話-ただそれだけの
ことなのだ。
あまり過剰に期待しないしないほうがいい。

  そういえばカイロ空港で40分ほどだろうか。
足止めをくった。
ムバラク大統領が通るから
ということらしい。
やはりこの国はただものではないのだ。

  6日目 ダハシュールの屈折ピラミッドと赤ピラミッド、サッカラのジェセル王の階段式ピラミッド、
 これらはギザの前作であり、完成度は低い。
側面の傾斜角が重要なのである。
緩すぎては美しくない。

 メンフィスのアラバスタ(大理石の一種)製スフィンクス、これはギザのものよりはるかに
新しいものだろう。

  午後からモハメド・アリ・モスクへ、これはイスタンブールのブルーモスクのコピーだろうか。

 2本しかないミナレットとライムストーンで造られた白いモスク。
モスクは青いタイルが美しい。


  その後はハンハリーリ・バザールへ、ここもおもしろいけどモスリムの世界としてははるか
トルコなどに及ばない。
やはりエジプトの偉大さははクレオパトラで終わっているのだ。
しかし
その偉大さは観光だけであと2-300年は食っていけるものだろう。

  最後の晩はナイル川デイナークルーズ、チョコレート色の長い髪でベリーダンスを踊っていた娘。

 その表情の明るいこととセクシーな身体の線がとても印象的でした。


  7日目 再び地獄の19時間を耐えて、8日目無事成田へ到着
 
 急激な砂漠化が広大な北アフリカの部族、民族を東へ東へとナイル河畔に強制移住させ、融合させ、
エジプト文明として開花させたのはなんと気候の変化のなさしめた技だったのである。
世界の四大文明
のキーワードは砂漠化とそれに耐えた大河である。

  ただ残念なことにエジプトBC4000年の歴史と現代の回教国エジプトとは何の文化の繋がりも
ありません。
土産:ツタンカーメン/クレオパトラの銀製カルトーシュ、絹と綿の小ジュータン、クリスタル製香水瓶、パピルスの
レターヘッドと壁画、ふんころがしの置物、ヒエログリフの刺繍入りTシャツ、個人名カトルーシュ入りTシャツ など
  やはり地球はすばらしい。
美しいしおもしろい。

写真:BC4000年エジプトへ   
 8/23-30の8日間の旅(私の印象) 遊裕人 2000.9/03

 MS(エジプト航空)にて出発 これ南周りなためやたら遠いこと-マニラ/バンコック経由の
ためなんと20時間
 たしかヨーロッパの各都市へは12?14時間じゃなかったっけ。

でも考えてみるとダイレクト便
はないわけで、ヨーロッパ経由でも、結局時間的にあまり変らず、つまりはエジプト5000年の
文明に出会うにはこの時間を耐えるしかないわけである。

 おまけにこのモスリム航空は酒が出ないのだ。
ただただ救いは、隣がかわいらしい
マニラ大学への女子留学生だったし、マニラからはイスラエルにメードとして2年間働きに
行くマニラ女性だったこと。

  2日目:さてギザの三大ピラミッドとスフィンクス - これが意外と小さい。
万里の長城
を見たあとだと、とても大きさでは比較にならない。
しかし美しい。
なんと美しく雄雄しい傾斜角
なのだろう。
北斎の赤富士を想わせる。
メンカフラー王の玄室に入る。

 しかし暑い。
36度はあるだろうか。
1本2ポンド(約60円)のミネラルウオーターがあっという間に
空になっていく。

 あまり暑いのでサッカラは後回しにし、エジプト考古学博物館へ。
ここにあったであの
ツタンカーメンの黄金のマスク。

  翌日はなんと3時起床で6時の便に乗ったはずのルクソール直行便が、どういうわけか
シナイ半島に飛んでいき、ここに降りてしまったではないか。
すわ、パレスチナ人に乗っ取られた
かと思ったが、どうも乗客人員が少なかったので2都市を1便で済ましたということらしい。

すごい国である。

 なんせエジプト航空しか飛んでないのである。
文句なぞいえる立場にないのです。

  ルクソール:古王国のピラミッドからその墳墓はここナイル中流「王家の谷」へ。
ツタンカーメンの墓
であまりにも有名になった所。
そしてハトシェプスト女王葬祭殿?数年前テロで旅行者が殺されている。

 それにしても暑い。
木がない。
草がない。
国土のたった4%のナイル流域を離れるともうそこは
砂漠でしかないのである。

 
  カルナック神殿とルクソール神殿。
岩壁に穴をあけただけの墳墓だけでは物足りないだろうか。

神殿を創り、ピラミッドの代わりにオベリスクを建てる。
壁や柱は主に大理石や砂岩で、像は
上流のアスワンから洪水を利用して運んできた花崗岩。
とくにカルナック神殿は、そのスケールの
大きさといい、デザインといい、ギリシャやローマの遺跡と比べてもはるかに圧倒される迫力である。

  昼食は名物ハト料理。
味はまあまあか。
ただここエジプトは食事はあまりみるもの(食べるもの)
がない。
印象に残った料理は後にも先にもこれだけである。

  4日目 アスワン経由でアブシンベルへ
 今日もフライト時間は変更に次ぐ変更である。
乗り換えの時間を利用してアスワンハイダムへ
 建造時アメリカとトラブルがあり、旧ソ連が資金と技術を援助して完成したということ。

 その人造湖?ナセル湖の大きさは琵琶湖の8倍、7年分のエジプトの需要をまかなう。
その1/3は
スーダンの水利権とか。
機上から見るナセル湖の周囲にはやはりなにもない。
ひたすら砂漠だけ
である。

  アブシンベル神殿:アスワンハイダムに水没するところを救ったのはユネスコである。
余裕があれば
少しはユネスコに寄付をして欲しい。
なんとこの大神殿を丸ごとナセル湖畔まで移築した。
4体の岸壁
に彫り込まれた坐像はすべてラムセス2世の時代毎の姿である。

 今日はこれだけを見にわざわざ炎天下を飛んできたのである。

夕アスワンに戻る。
カタラクト
ホテルから眺めるナイルの流れはすばらしい。
壮大な流れるオアシスというところ。
プールでひと
泳ぎした後、ファルーカ(帆掛け舟)で街のバザールへ。
ここは香辛料やお茶がお薦めらしい。
種類も量もかなりある。

   
  ヒエログリフを刺繍したTシャツを1枚7USドルで買う。
なんとこれが食わせ物だった。

色は落ちるし、洗えば破れる。
しかしなんとなく気に入ってしまったから不思議なもの。
さすが
エジプト5000年の歴史。

 珍しくbeerの瓶を見つけたのでさっそく飲んでみる。
がまたしてもやられた。
このまずい味-
ノンアルコールだった。

 そうだった。
ここは回教国でアルコールなぞ街中にあるわけがないのである。

  しかしバザールはいつ来てもワクワクする。

ダマされるのもまたおもしろい。
なーにバクシーシとおもえばいい。

  5日目 イシス神殿と未完のオベリスクのある石切場をみて午後のフライトでカイロへ
 この頃になると神殿の壁絵はパターンがわかってくる。
要は王が神になる話-ただそれだけの
ことなのだ。
あまり過剰に期待しないしないほうがいい。

  そういえばカイロ空港で40分ほどだろうか。
足止めをくった。
ムバラク大統領が通るから
ということらしい。
やはりこの国はただものではないのだ。

  6日目 ダハシュールの屈折ピラミッドと赤ピラミッド、サッカラのジェセル王の階段式ピラミッド、
 これらはギザの前作であり、完成度は低い。
側面の傾斜角が重要なのである。
緩すぎては美しくない。

 メンフィスのアラバスタ(大理石の一種)製スフィンクス、これはギザのものよりはるかに
新しいものだろう。

  午後からモハメド・アリ・モスクへ、これはイスタンブールのブルーモスクのコピーだろうか。

 2本しかないミナレットとライムストーンで造られた白いモスク。
モスクは青いタイルが美しい。


  その後はハンハリーリ・バザールへ、ここもおもしろいけどモスリムの世界としてははるか
トルコなどに及ばない。
やはりエジプトの偉大さははクレオパトラで終わっているのだ。
しかし
その偉大さは観光だけであと2-300年は食っていけるものだろう。

  最後の晩はナイル川デイナークルーズ、チョコレート色の長い髪でベリーダンスを踊っていた娘。

 その表情の明るいこととセクシーな身体の線がとても印象的でした。


  7日目 再び地獄の19時間を耐えて、8日目無事成田へ到着
 
 急激な砂漠化が広大な北アフリカの部族、民族を東へ東へとナイル河畔に強制移住させ、融合させ、
エジプト文明として開花させたのはなんと気候の変化のなさしめた技だったのである。
世界の四大文明
のキーワードは砂漠化とそれに耐えた大河である。

  ただ残念なことにエジプトBC4000年の歴史と現代の回教国エジプトとは何の文化の繋がりも
ありません。
土産:ツタンカーメン/クレオパトラの銀製カルトーシュ、絹と綿の小ジュータン、クリスタル製香水瓶、パピルスの
レターヘッドと壁画、ふんころがしの置物、ヒエログリフの刺繍入りTシャツ、個人名カトルーシュ入りTシャツ など
  やはり地球はすばらしい。
美しいしおもしろい。

エジプトのピラミッドを登る

アブシンベル神殿

アスワン:ナイル中流のとても美しい街

ベリーダンス:ナイルの船上で

ギザのピラミッド群

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